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技術コラム

【数量別】モーターコアの最適な積層方法とは?

モーターコアの積層方法にはどのような種類がある?

続いて、モーターコアの積層方法についてです。当社では主に4種類の積層方法に対応しております。それぞれにメリット・デメリットがあり、それに応じて用途も異なることが多くなります。しかし飯島精機では、ロット数に応じてモーターコアの最適な積層方法のご提案をさせていただいており、お見積り時にも比較ができるように2種類の積層方法でのご提出も行っております。

いま考えているモーターコアの積層方法はどれがいいのか気になる、という方は、まずはこちらをご覧ください。

  • 接着積層
  • ピンカシメ積層
  • ダボカシメ積層
  • レーザー溶接積層

 

>>モーターコアの積層方法とは?積層方法の種類も徹底解説!

 

数量別のモーターコアの最適な積層方法とは?

続いて、数量別の最適なモーターコアの積層方法についてです。当社も多くのお客様からモーターコアの積層方法に関するご相談をいただいておりますが、その中で重要となるのが、モーターコアの数量です。ロット数に応じて、最適なモーターコアの積層方法がございますので、数量別にご紹介したいと思います。

 

1~5個:どの積層方法でも可能

 

まずは1~5個といった、単品・小ロットでのモーターコアの積層の場合です。試作品、開発品となりますが、どの方法でも積層可能です。もちろんピンカシメやダボカシメの場合は、金型が必要になってしまうため、コストは高くなる傾向にございます。しかしお客様の中には、金型を用いて製造された積層コアによる検証をしたいという方もいらっしゃいます。そのため当社では、すべての積層方法にて対応いたします。

もちろんお勧めは、当社の独自技術が詰まった接着積層によるモーターコア製造です。単品・小ロットの積層コアに関しては、小回りや融通の利く点も含めて、ぜひ当社にご相談ください。

 

5~50個:接着積層が推奨(ピンカシメ、ダボカシメも対応)

 

5~50個のような小ロットの場合は、基本的には接着積層が推奨です。というのも、この数量の場合は、50mm未満といった比較的小型の積層コアに関するご相談が多くなります。そのため、効率や精度等を総合的に考慮して、接着積層でのモーターコア製造が推奨となります。

現在当社では、EV等の自動車向けモーターコアはもちろんのこと、産業機器、工業設備向けのモーターコアについてもご相談をいただいており、その多くが上記のような積層コアです。

 

50~100個:ピンカシメ・ダボカシメ積層が推奨

 

しかし50個以上の積層コアの場合は、接着積層では時間的コストもかかってしまい、費用的にも割高になることが多くなります。

そのため、およそ50個以上の場合は金型を用いた積層コア製造が推奨となります。当社では、独自の技術が詰め込まれたバリレスプレスによる高精度なモーターコアを製造し、ピンカシメ、ダボカシメによるカシメ積層にて積層コアをお届けいたします。お見積り時には、2種類の積層方法にてお見積りもご提出させていただきます。

 

100個以上:ダボカシメが推奨(ピンカシメも対応可能)

 

100個以上の積層コアの場合は、金型を用いることでコストメリットが大きく働くようになります。しかしカシメ方法の中でも、特にダボカシメが推奨となります。

このダボカシメ積層には、V字型の凹凸によりカシメて積層する「Vダボカシメ」と、丸形状の凹凸によりカシメて積層する「丸ダボカシメ」の2種類がございます。どちらも目的は凹凸をカシメて積層することに違いはなく、当社ではどちらの形状にも対応していますので指定頂ければ対応いたします。ただし、積層コアにどちらのダボカシメもつけられる仕様にすることはできません。一つの積層コア用金型で丸型とV字型を同時に搭載することは、設計上困難となるため、ダボカシメの形状ごとにそれぞれ金型が必要となります。

 

カシメ積層も、当社の得意とする積層方法です。当社では、モーターコアの強度や精度をご要望に応じて製造するため、カシメ径やカシメ位置、カシメ数、これらの情報をまずはお客様からお伺いいたします。その上で、当社の過去実績をもとに、お客様に最適なカシメ位置やカシメ方法のご提案をしております。

 

1000個未満:単発金型  1000個以上:順送金型

 

さらに量産となる場合に境目となるのが、1000個というロット数です。もちろん板厚やサイズ、形状によって左右されますが、1000個未満の場合は単発金型による積層を、1000個以上の場合は順送金型による積層が当社推奨となります。

単発金型の場合は作業員の手も介して積層コアを製造し、順送金型の場合は金型内で完結する型内積層となります。当社では、単発金型でも順送金型でも、どちらの積層コアの製造方法にも対応しております。

 

 

接着積層とカシメ積層を使い分けるポイントとは?

現在当社に多くご相談いただくのは、モーターコアの接着積層とカシメ積層での選択についてです。現在非常に多いお問い合わせとなっていますので、当社では基本的に2通りでのご提案をさせていただき、お客様にどちらかを選択いただくようにしています。

まず接着積層の場合は、金型を必要としないため、早く安くご提供することができます。一方でダボ積層は、金型を製作するため、より量産に近い形での製品の提供ができ、さらに製品1個当たりの単価を安くご提供できます。

どちらにもメリット・デメリットがございますので、当社では2通りのお見積りにてご提案させていただきますが、当社では接着積層を選択いただくケースが若干多い状況です。当社の積層コアの接着技術は、他社には真似することのできないノウハウがあると考えており、特に積層コアの試作に関しては大手メーカーからも厚い信頼を獲得しています。

 

 

当社の製品事例

製品事例①:モーターコア試作カット品(SECC製)

モーターコア試作カット品(SECC製) 特注シム製造センター.com

こちらは、車両向けのモーターコアです。材質はSECCで、ワイヤーカットで加工をいたしました。

こちらのモーターコアは、形状を確認するための試作カット品です。通常モーターコアでは、20A1500といった電磁鋼板を材料に加工をしますが、今回はいち早く形状だけでも実際に手に触れて確かめたい、というお客様のご要望がございました。そのため当社では、短納期で製作するために、SECC材を使用したワイヤーカットで製作しております。

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製品事例②:異形状孔モーターコア(φ110×0.2mm)

異形状孔モーターコア(φ110×0.2mm)

こちらは、異形状孔モーターコア(φ110×0.2mm)です。

材質はSUS304で、主に車両部品として使われる製品です。こちらのコアでは、当社が得意とするバリレス精密プレス加工を総抜き金型で行っており、バリを極限まで減らしております。

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製品事例③:モーターコア(φ300×0.2mm)

モーターコア(φ300×0.2mm)

こちらは、モーターコア(φ300×0.2mm)です。材質はSUS304で、主に車両部品として使われる製品です。

こちらのコアでは、当社が得意とするバリレス精密プレス加工を総抜き金型で行っており、バリを極限まで減らしております。さらに平面度も綺麗に仕上がっている、精密プレス加工品です。

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製品事例④:T字6連結積層モーターコア (ポキポキコア)

T字6連結積層モーターコア (ポキポキコア)

こちらは、T字6連結積層モーターコア (ポキポキコア)です。材質は35A400で、主に動力伝導装置向けに使われる製品です。

この積層モーターコアは、順送金型によって金型内でカシメ積層をしております。直角度と並行度は0.05mmの精度が求められるため、精密な金型製造技術が必要となり、バリレス精密プレスを得意とする当社にご相談いただきました。

Tの字単体の積層コアは他の企業様でも製造されていますが、こちらはTの字コアを6個連結した状態で積層してあります。

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製品事例⑤:積層コア試作品(φ50)

積層コア試作品(φ50) 特注シム製造センター.com

こちらは、積層コア試作品(φ50)です。新規モータ開発案件における開発中素材を用いて製作しました。

こちらの積層コアでは、電磁鋼板をあらかじめ積層接着した後に、ワイヤーカットによる加工を行っています。当社の積層コアにおける積層接着技術は、独自のノウハウが詰まった高精度積層接着が可能であり、お客様からも多くの評価をいただいている技術の1つです。

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製品事例⑥:レゾルバ(回転角センサー)

レゾルバ(回転角センサー) 特注シム製造センター.com

こちらは、レゾルバ(回転角センサー)です。材質は35A400で、主に動力伝導装置向けに使われる製品で、積層コアに分類される製品です。

こちらのレゾルバは、電磁鋼板をあらかじめ積層接着した後に、ワイヤーカットによる加工を行っています。当社の積層コアにおける積層接着技術は、独自のノウハウが詰まった高精度積層接着が可能であり、お客様からも多くの評価をいただいている技術の1つです。

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製品事例⑦:分割ステータコア

分割ステータコア

こちらは、分割ステータコアの量産品です。材質は50A300で、動力伝達装置に使用される製品です。

俯瞰写真をよく見るとお分かりいただけますが、丸ダボカシメを2か所行うことで積層しています。当社では、このようなカシメの場合は金型内での積層によりステータコアの製作を行っております。

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製品事例⑧:積層モーターコア(φ110×35×0.2mm)

積層モーターコア(φ110×35×0.2mm)

こちらは、積層モーターコア(φ110×35×0.2mm)です。材質は50A300で、主に動力伝導装置向けに使われる製品です。

この積層モーターコアは、順送金型によって金型内でカシメ積層をしております。直角度、並行度、同軸度、真円度のすべてで0.05mmの精度が求められるため、精密な金型製造技術が必要となり、バリレス精密プレスを得意とする当社にご相談いただきました。

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モーターコアをご検討の方は「特注シム製造センター.com」まで!

特注シム製造センター.comでは、モーターコアの製造実績も多数ございますので、ご検討されている方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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