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技術コラム

モーターコアブロックとは?

特注シム製造センター.comでは、お客様のニーズを元に、「モーターコアブロック」という新しい製品を開発いたしました。こちらでは、当社の接着積層技術を活かした新製品「モーターコアブロック」について解説いたします。

 

モーターコアの接着積層方法

当社ではモーターコアの積層方法について、主に4種類対応しております。

  • 接着積層
  • ピンカシメ積層
  • ダボカシメ積層
  • レーザー溶接積層

>>モーターコアの積層方法とは?積層方法の種類も徹底解説!

 

接着積層とは、積層の部分に接着材を塗布して、鋼板同士を固着する積層方法です。 カシメ積層やレーザー溶接積層と比較すると、積層に多くの時間を要するため、コストが高くなる傾向があります。 しかし積層に高い精度は求められず、また丁寧に積層をするために、モーターの特性は向上します。

接着積層の場合は、金型を必要としないため、早く安くご提供することができます。一方でダボ積層は、金型を製作するため、より量産に近い形での製品の提供ができ、さらに製品1個当たりの単価を安くご提供できます。

どの積層方法にもメリット・デメリットがございますので、当社では主に接着積層とカシメ積層の2通りのお見積りにてご提案させていただきますが、当社では接着積層を選択いただくケースが若干多い状況です。当社の積層コアの接着技術は、他社には真似することのできないノウハウがあると考えており、特に積層コアの試作に関しては大手メーカーからも厚い信頼を獲得しています

特に積層モーターコアの試作を行いたいという方に接着積層は推奨しております。

 

お客様からのご相談:接着済みの材料は購入できますか?

そんなある日、お客様からメールでお問い合わせをいただきました。

「ワイヤーでの加工用に、接着済の材料を購入できますか?」

当時は、電磁鋼板を接着積層したブロック材料は社内のみで使用していたのですが、ワイヤーカットを自社でやりたいから接着済みのブロックがほしいというご相談を頻繁にいただくようになりました。

 

上記の通り、当社の積層コアの接着技術は、他社には真似することのできないノウハウがあると考えており、特に積層コアの試作に関しては大手メーカーからも厚い信頼を獲得しています。つまりは、「接着積層からワイヤーカットまで内製したいけど、接着積層は技術力が必要のようで自社での対応は難しいから、接着積層された材料を仕入れたい」というニーズがあると判明しました。

そこで当社が開発したのが、「モーターコアブロック」です。

 

飯島精機だからこそ可能なモーターコアブロック

特注シム製造センター.comを運営する飯島精機だからこそ製作可能なのが、このモーターコアブロックです。モーターコアブロックの特徴は、主に下記の通りです。

・独自の接着積層技術ノウハウが詰まったワイヤーカット加工用の電磁鋼板製 接着積層ブロック材

・サイズは、50mm×50mm、75mm×75mm、100mm×100mm ~ 300mm×300mmまで、幅広く対応可能

・接着高さは、5mm ~ 80mmまで、高い接着積層ブロックも製作可能

・材質は35A300(0.35t)と50A470(0.5t)の 2種類限定

現状は2種類の電磁鋼板にてモーターコアブロックの製作を行っておりますが、お客様のご要望に応じて別電磁鋼板のモーターコアブロックの製作にも特注対応いたします。

 

当社の製品事例

製品事例①:モーターコアブロック 10mm厚

 

モーターコアブロック 10mm厚

>>詳細はこちら

 

製品事例②:モーターコアブロック 40mm厚

 

モーターコアブロック 40mm厚

>>詳細はこちら

 

モーターコアブロックのことなら当社にお任せ!

モーターコアブロックの在庫があるかどうか確認したい、特注モーターコアブロックの製作を依頼したい、という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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