3個取り金型への更新による生産性向上&コストダウン
こちらは、3個取り金型への更新による生産性向上&コストダウンを実現した技術提案事例です。
現在使用している金型が1回のプレスにつき製品が2個取れる設計で、生産スピードに追い付かず、コストもかかってしまう
従来の金型では、1回のプレスにつき製品が2個取れる設計でした。しかしお客様からの月間生産数が増加したため、２個取りでは生産スピードが追い付かなくなってしまいました。また、大量生産品にも関わらず、プレス金型が2個取りの設計であったため、加工コストがかかってしまい、製品単価が高くなっていました。
金型をプレス1回につき製品を3つ取れるように設計変更し、生産性の向上と製品のコストダウンを実現！
そこで当社では、金型更新を行い、プレス1回につき製品を3つ取れるように設計変更いたしました。これにより、大幅に生産性が向上し、大量生産にも対応できるようになりました。さらに、加工コストの低減にもつながり、製品のコストダウンも実現いたしました。
2個取りのプレス加工であっても、生産数が増加すると量産に追い付かなくなる場合も生じてしまいます。そのため、生産数が増加する際は、金型設計を見直し、3個取りなどの複数個の製品を一度に製作できるように金型更新をすることで、生産性向上だけでなくコストダウンにつながる場合もございます。
