特注シム・スペーサーの製造なら、 「特注シム製造センター .com」 。バリレスを実現する精密プレスに関する技術情報も満載!コストダウン提案、短納期対応いたします! produced by 飯島精機

技術コラム

当社の独自技術「バリレスプレス」について解説!

お客様が当社を選んでいただく一番大きな理由として挙げていただいているのが、製品の品質精度ですが、その高精度な製品をお届けするための当社独自の技術が「バリレスプレス」です。

つまり、極限までバリが発生しないようにする独自のプレス加工「バリレスプレス」こそが、当サイトを運営する飯島精機がお客様から選ばれる理由と言っても過言ではありません。

ここではそんなバリレスプレスの概要とそのポイントについて、まとめて解説いたします。

 

バリとは

バリとは、加工時に発生する素材の突起のことです。

例えば、「プレス加工の種類」の項目でご紹介した「せん断加工」では、エッジ部分にバリが発生することがあります。

バリが発生することで、作業している人が怪我をしてしまうことや、製品の損傷、さらには設備の故障等、様々な被害につながってしまいます。

>>プレス加工におけるバリ対策とは?

 

バリレスプレスとは?

当社のプレス加工技術を代表するのが、「バリレスプレス」です。バリレスプレスとは、極限までバリが発生しないように、当社で高精度に組み込んだプレス金型によって行われるプレス加工のことを指します。

当社では、シムやモーターコアなどの製品を問わず、また厚みも問わず、あらゆるせん断加工を対象としてバリレスプレスを行っております。

 

バリレスプレスを構成する当社の技術

多くのお客様から好評をいただく当社のバリレスプレスですが、このバリレスプレスを構成する当社の技術は、大きく3つにまとめられます。

 

適正クリアランスでの金型設計

バリレスプレスにおけるポイントの1つとして、金型設計があげられます。適正なクリアランスの設定と形状に合わせたクリアランスの配置を、プレス金型の設計段階に押さえることで、出来上がった金型がバリレスプレス向けの高精度金型となります。

 

金型部品の高精度加工

続いて、金型を実際に構成するプレス金型部品をすべて高精度に加工することも、バリレスプレスに必要不可欠な技術要素としてあげられます。当社では高精度な金型部品加工をすることで、バリレスプレス用の金型を製造しております。

 

高い精度での金型組み込み

プレス加工の精度は、金型に大きく依存しますが、そこで多くの方が誤解しているのが、精密な金型部品が金型精度を向上するということです。特注シム製造センター.comでは、精密な金型部品を使用することはもちろんのこと、長年積み重ねてきた金型の組み込み精度向上のノウハウを投入することで、他ではできないバリレス精密プレスを実現しております。

精度の高い金型組み込み方法により、金型設計に極めて近い状態を金型組み込みで実現する、これがバリレスプレスで最も重要なポイントだと考えております。

 

特注シム製造センター.comの製品事例のご紹介!

続いて、当社の製品事例をご紹介いたします。

 

動力伝動装置向け シム

 

動力伝動装置向け シム

こちらは、動力伝動装置用の特注シムです。材質はSUS304で、周りが八角形の形状をしており、中心に大きな円形状の穴を開け、八角形の頂点付近にそれぞれ穴を開けております。

>>詳細はこちら

 

金型用 異形状シムプレートセット

 

金型用 異形状シム

こちらは、金型用のシムです。上下に円形状の穴加工を施し、外周部はお客様のご要望に合わせた複雑形状に加工しております。

写真では7つの厚さの異なるシムを並べておりますが、それぞれの厚さのシムを2つずつ、合計で14個のシムを重ねた後にワイヤーカットを行いました。お客様が異なる厚さのシムをご要望されていましたので、0.05, 0.1, 0.2, 0.3, 0.5, 1.0, 2.0mmという7つの厚さのシムを同時に製作しました。

>>詳細はこちら

 

 

高精度なバリレスプレスのことなら「特注シム製造センター.com」まで!

特注シム製造センター.comでは、多種多様な特注シムプレートの製造を行っております。当社では、ワイヤーカットからプレス加工、エッチング、レーザー加工など、様々な加工方法の中から、お客様のご要望に応じて最適な工法をご提案できることが大きな強みです。

特にプレスに関しては、独自の技術を取り入れた「バリレスプレスシム」は、Amazonでも好評となるなど、市場からも評価の高い高精度シムの製造を行っております。

 

また当社の実績ベースで言いますと、月に450万個の直径20mmシムの量産を行ったこともございます。また直径50mmを超えると、月に最大100万個までシム量産に対応可能です。当社では、だいたい月に200万個のシム製造が数種類流れていますが、主に自動車関連や産業機器関連のシムプレート量産に関してご相談をいただいています。

 

多品種の材質、小ロットでのシムプレート製作でお悩みの方は、ぜひ特注シム製造センター.comまでお問い合わせ下さい。

>>当社の技術提案事例はこちら

>>ご相談・お問い合わせはこちら

一覧に戻る