R形状変更による品質安定化とコストダウン
こちらは、R形状の変更による品質安定化とコストダウンを実現した技術提案事例です。
小さいR形状でパンチの欠けが発生しやすく、全体のコストがかかってしまう
こちらの製品では、非常に小さいR形状が必要とされていました。しかしR径が小さい場合、パンチが非常に欠けやすくなってしまいます。パンチに欠けが発生してしまうと、不良品の多発につながるリスクがあります。またパンチに欠けが発生してしまうと、金型のメンテナンス回数が増加し、さらにパンチを複数製作する必要もあるため、結果として多大なコストがかかってしまいます。
R形状の変更提案で品質向上とコストダウンを実現！
そのため当社では、お客様にヒアリングを重ねた上で、製品の使用用途に支障がない範囲でR形状の変更をする提案をいたしました。R形状を変更させることで、R部のパンチの欠けが発生しにくくなり、品質向上につながりました。また、パンチの延命化にもつながり、メンテナンス頻度やパンチ製作数を減少させることができ、結果としてコストダウンに成功いたしました。
お客様のご依頼の中には、金型に無理を生じてしまう形状の場合も多くございます。しかし金型寿命が短くなってしまうと、その分お客様のコストアップにつながってしまうのです。そのような場合、当社では積極的な製品の形状提案を行うことで、金型寿命の増加・メンテナンス回数の削減を通して、製品のコストダウンを実現しております。
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