Q：ケイ素鋼板のカット品の依頼をしたいのですが、無方向性と方向性、どちらのケイ素鋼板の加工にも対応可能ですか？

はい、無方向性および方向性、どちらのケイ素鋼板につきましても、材料調達からカット加工まで対応可能です。

まず材料調達についてですが、当社では無方向性電磁鋼板と方向性電磁鋼板のいずれも独自のネットワークを通じて入手することができます。試作に必要な小ロットのカット品から、量産に向けた加工まで、お客様の必要な数量に合わせて材料を手配いたします。

加工技術の面におきましても、それぞれの材料特性を熟知した上で作業を行います。特に方向性ケイ素鋼板は、特定の圧延方向に磁気特性が優れるように結晶方位が制御されています。そのため、製品として性能を最大限に発揮させるためには、磁束の流れる向きと材料の圧延方向を正確に合わせる必要があります。当社では、図面上の指示記号や仕様を正確に読み取り、材料をセットする向きや板取りの配置を厳密に管理して加工を行います。

一方、無方向性ケイ素鋼板につきましても、方向性ほどの制約はありませんが、加工による歪みが磁気特性に影響を与える場合があります。そのため、ワイヤーカット放電加工やエッチング加工など、材料への負荷が少ない工法を選定し、高品質なカット品を提供いたします。

どちらのタイプを使用するか迷われている場合や、具体的な磁気特性のグレード指定がある場合も、まずは一度ご相談ください。

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多様な加工方法によるワンストップソリューション

当社ではお客様のあらゆるニーズにお応えするため、多岐にわたる加工設備と技術を保有しています。

・一般的な特注サイズの板材を切り出すシャーリング加工

・1000個以下の少量品や、通電性を求められる精密な金属シムに最適なワイヤーカット加工

・1000個以上の大量生産でコストメリットを発揮するプレス加工

・バリのない、0.3mm以下の箔のような薄板シム（特にリピート品）を得意とするエッチング加工

・公差±0.01mmといった特殊な板厚や高い平面度が求められる場合に用いる両面研磨仕上げ

これらの加工方法をワンストップでご提供可能です。

＞＞特注サイズの金属切り板・プレート、どこに相談すれば良い？失敗しない加工業者選びの3つのポイント

よくある質問

Q：ケイ素鋼板のカット品の依頼をしたいのですが、無方向性と方向性、どちらのケイ素鋼板の加工にも対応可能ですか？

多様な加工方法によるワンストップソリューション

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